中国版ミニブログ微博(ツィッター)で「デマ」を流したとして、甘粛省張家川回族自治県で9月17日、中学三年生の少年(16)が逮捕された事件が大きな波紋を広げている。被疑者が未成年のうえ、当局が発表した逮捕理由が曖昧だったため、「最年少の政治犯を応援しよう」といった書き込みがインターネットに殺到した。ネットユーザーは同県の共産党幹部の汚職疑惑などが次々と暴露するなど地元当局に圧力を加えた。23日、同県の警察当局は少年を釈放した。 事件の発端は9月12日、同県路上でカラオケ従業員の男性が死んでいるのが発見された。遺族は誰かに殺害されたと主張し、地元警察に殺人事件として捜査を要請したが、警察は自殺と決め付け双方はトラブルとなった。知人から事件の経緯を聞いた少年は遺族に同情し、14日夜に自身のツイッターに「警察は遺族を殴った」「警察は犯人を知っている」「どうやらデモが必要なようだ」などと書き込んだ。